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河津桜とは、大島桜と寒緋桜の自然交配種と推定され、静岡県賀茂郡河津町で原木を偶然発見し、植えたことが始まりといわれています。ソメイヨシノより一足早い2月下旬から 3月にかけて開花する早咲き種で、花の色が濃く、可憐で清楚な雰囲気が魅力の桜です。 また花期が約3週間ぐらいで、お花見も十分楽しめます。通常の桜とは違い、まだまだ寒い時期に華やかに咲き誇り、暖かく絢爛な春を待ちながら静かに散っていく、情緒あふれる雅やかな桜です。

植樹のきっかけ

当園はみかん栽培農地(個人所有地)のため、園内無料開放は河津桜の季節のみ行っております。公共の施設とは違い、整った設備等は設けることができません。近年の河津桜によるお客さまの増加に対し、当園としても駐車場の拡大や園地の改修工事などを行ってまいりましたが、なかなか対応が追いつかず、多々ご不便をおかけしているのが現状です。当園へ足を運ばれる方にはこの現状のご理解を承りたく、くれぐれも当園のお花見の注意事項をお守りいただく事をお願い申し上げます。又、この時期のみかんの売上を桜の保護や園地維持の費用とさせていただきますので、何卒ご協力の程宜しくお願い申し上げます。これからみなさまにはよりよい環境を少しでもご提供できるよう園主、スタッフ一同努力していく所存です。静豊園が末永く多くの方に喜ばれる場所となることを切に願っております。

 

                                静豊園

                                     園主  秋山昇

                                     スタッフ一同

植樹のきっかけ

2003年頃、はじめは鑑賞用として園主の故郷伊豆から桜の苗木を取り寄せ、園内に約700本程植えました。 故郷伊豆の河津桜は見事なもので、福岡の土地でも故郷への思いが込められた植栽でした。

その後、野性動物や台風の被害に遭いながらも、約300本ほどが大きく成長し、毎年大輪の花を咲かせています。 今では九州地方には珍しい早咲き品種ということで、近年園を開放してみなさまに楽しんでいただいております。

おかめ桜

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園内には河津桜のほかにもう一種類おかめ桜と

いう桜があります。 豆桜と寒緋桜との掛け合わせで、花が下を向いて咲きます。名前は少々気の毒な気がしますが、 緻密な花弁とは対照的に咲き誇る姿はとても雄大なたたずまいです。河津桜が散るころ咲き始め、 ちょっと寂しくなった園を再び賑やかに彩ってくれます。陰の立役者となるおかめ桜が咲き始める頃、園は本格的な春の訪れを迎えます。

成長過程の若木

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静豊園の河津桜は植栽からあまり年数の経っていない若木です。毎年その成長も楽しみの一つですが、背が高くない分、花弁の様子まで 間近で見ることができ、 また大木とは違う良さがあります。満開に近づくとメジロたちも現れ、賑やかなお花見となります。

こちらに来られるお客さまの中に現地の河津まで桜を見に行かれ、その素晴らしさに感動された方もいらっしゃいます。 静豊園の桜たちはまだまだ河津の先輩木々たちには敵わない年月の若さですが、年々大きく育つ成長ぶりをしっかり記憶されているお客さまも多く、 毎年ご自分の目で開花を確認しながら何度も足を運ばれています。静豊園の河津桜はみなさまに見守られ成長を続けています・・・。

桜の丘

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園内の坂を登りきったところにちょっと小高い丘があります。 ここはお天気が良い日は海(周防灘:前方)、山(八面山:右方) 町(豊前市:斜め右方)が見渡せる絶好のロケーションです。 高台にあるため、空が近く感じ、ここでのお花見はまた違った感動が味わえます。 新しく植栽も行い、木の成長とともに年々変化をしていく希望の桜の丘です。

自然の被害

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自然は美しいものを与えるだけではなく時には容赦なく牙を剥き出し襲いかかります。 桜の木は何度となく風で倒され、野生動物たちには新芽や枝を傷つけられ、 何年もかけて育ってきた命は一瞬で奪われてしまいます。

被害02

風にはパイプ補強、野生動物には園内をネットで取り囲むなど被害対策をしていますが、 自然の猛威、野生の力の前では太刀打ちできない時もあります。
自然の美しさは優しさと厳しさの表裏の中で見せる一瞬の光です。自然の生命を感じ取り、共に生きること、生かされていることの自然への畏敬の念を静豊園は感じる心組みとしています。

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