静豊園とは

静豊園(せいほうえん)の名前の由来は、園主の故郷、静岡県の「静」と、福岡県豊前市の「豊」から名付けられました。 そしてもう一つのは、「静かで実り豊かな自然農園」という意味も持ちます。果樹栽培を中心に生産から販売まで行い、 近年は12haの園地を利用して四季折々の花木を生育しています。

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今から40年前、園主は静岡県伊東市でみかんの栽培をしていました。 ある時当時静岡柑橘試験場所長であった方の講演を聞き、「若者は九州に行け」という話に深く感銘したそうです。 その当時の静岡県、特に伊豆地区は雨が多く、火山灰土壌だった為、良いみかんが採れなかったこともあり、一念発起し九州でのみかんづくりに夢を賭けたことが静豊園の始まりです。

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九州中を視察したのち、豊前市に辿り着きました。 豊前は北部九州にありながら果樹栽培に非常に適した土地であることがわかりました。また、北九州にも近く、周辺の野山が未開発丘陵地帯が多く、規模拡大の可能性もあり、 開拓の夢に満ち溢れていました。当時は無謀とも思える決断に周囲から反対もあったそうですが、園主の強い意志大きな夢は砕けることなくそれを実行に移しました。

そして、昭和41年にみかんの植栽を終え、静豊園が誕生しました。その後、大干ばつ、台風被害、寒波、みかんの大暴落などさまざまな苦難がありましたが、こうして30年以上園を続けていけるのもやはり育てる果実の成長を見ることは何物にもかえがたく、実った姿は何もかも忘れて喜びに変わる。「農業を続けてきて良かったとつくづく思う」と園主は語ります。

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静豊園の現在

今、静豊園は木の伐採など園地整備が行われております。それに加え、桜の木やその他花木の成長で近年の園内の変化を驚かれている方も多いのではないでしょうか・・・。

木の伐採についてですが、みかんの木は品種改新の為の老木の整理、森の伐採は高速道路建設による事務所移転の為。こうした理由で園内の整備は行われました。桜の木については何度か台風の被害に遭い、数本が倒れ、減っている箇所もありますが、新たな植栽を行い、色々な花木たちもどんどん増えております。
今後も静豊園は自然に寄り添い、時の流れとともに変化をしながら、ゆっくりあゆみ続けていきます。

あゆみ_桜の丘

桜の丘

高台にある丘は現在桜が植えてありますが、

以前はただ草がはえているだけの 野っぱらでした。

小さな桜の苗木は最初はひょろひょろな棒のようなもので、これが本当に育つのだろうかと半信半疑でした。海側にある森は倉庫移転の為にやむをえなく伐採してしまいましたが、新しい命の息吹は絶えることなく育っています。

あゆみ桜ロード

桜ロード

森がなくなり、残念なこともありましたが、太陽の光がまんべんなく射すようになり 全体的に園内が明るくなりました。園道も見通しが良くなり、道幅も広がり、

特にこの場所(事務所前)は多くの人が行きかうことができる園の賑わいの場所 一番の花道となりました。

あゆみ_中晩柑の丘

中晩柑の丘

中晩柑の木は温州みかんの大御所大木に比べたらまだまだ青年の木です。

自然界の厳しい洗礼も受けて、しっかり生き残り、たくましくなりました。これから園を背負っていく若きホープの成長が楽しみです。